いつも思うことですが「鍼灸」で検索してくれたことに感謝しています。マッサージや整体と違い、鍼灸という言葉の響きは治療を受けるにあたりファーストチョイスになりにくい。注射が好きという方はなかなかいません。
「ハリ」=「痛い」と連想しませんか?
はい。実際痛いこともあります。
全く痛く無いというのは嘘になります。
「チクッ」「ズーン」「ズキッ」「ズドーン」といろんな刺激があります。
鍼治療は正直、向き不向きがあるのでは?と思います。
・最初から鍼の刺激に対して抵抗のない方。
・何度か経験して鍼の刺激に慣れてくる方。
・受ける前から恐々としていて、実際打たれると痛みを訴える方。
・何度か受けても刺激に慣れない方。
・鍼の刺激がないと物足りない方。
・鍼刺激が好きな方。
痛みの閾値(いきち)は人それぞれ、鍼が苦手という人には、無理して受けなくても良いと思います。本来、鍼を打つことで副交感神経が活性化されリラックスしてきます。しかし苦手な方はリラックスどころかストレスにしかなりません。交感神経が優位な状態では効果も期待できません。普段からリラックスすることや呼吸を意識している方は、鍼灸治療の効果も上がりやすい印象があります。
鍼治療は効果を実感してもらって成り立つ分野なのかなと思います。
もちろん痛みに敏感な方には優しい鍼を打つようにしています。
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