4年ぶりに治療したご婦人の話。
4年前に治療した時は、がん治療後ということで、
ガリガリに痩せて、ほぼ寝たきりという状況だった。
血流を良くするために、体を優しくさする。
それぐらいしかやれることがなかったが、
4年ぶりにお会いした印象は、体重も元に戻り、血色も良くとても元気な様子に見えた。
昨年がんが再発したとのことだが、現在は完治した状態を保っているとのこと。
しかし、日々の抗がん剤治療の影響なのか、足を引きずって歩かれていた。
治療ということで、まずマッサージ をしながら様子を見たところ、もっと強くやってもらって大丈夫という反応で驚いた。昔はさするぐらいだったのに、全く別人のようだった。
これはがん治療の後遺症による知覚鈍麻ではないか?
体全体を強めに揉んでも、指先にその感覚がないということがわかった。
本人も初めて気がついたとのことで、硬さの取れない体に鍼治療を行った。
鍼を打って、全身調整を行ったところ、
治療後には、起き上がりスタスタと歩かれたのだ。
本人も驚き、スキップし出した。
がんになってから普通に歩いたのは初めてということで、
その場で、ご婦人は自身の母親に連絡しそのことを伝え、ご婦人の娘さんはお母さんが普通に歩いているのを久しぶりに見たと驚いていた。本人だけでなくご家族に喜びを与えられたこともとても嬉しく思う。
神秘的だった。
こういう奇跡に遭遇することがあるのです。
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